最近器用になってきて、少し複雑な遊びもできるようになってきた長男(3歳)
本人の成長におもちゃが追いついてないなと少し前から思っており、
新しいおもちゃの購入を検討。
- 木の温もりがある
- 安全性が高い
- 長持ちしそう
- 創造力を育てたい
そんな思いから「BRIO ビルダー」の「プルバックモーターセット」
を購入しました。
「BRIO ビルダー」はシリーズになっており、豊富な種類がありましたが、
車好きな息子にと思い「プルバックモーターセット」にしてみました。
結論から言うと、要望はほぼ叶っていて、長男は楽しく遊んでくれているし、
親子で楽しめるとてもいいおもちゃです!
まだ数日しか経っていないのですが、使用してみた感想をレビューしたいと思います。
BRIO ビルダーとは
ブリオビルダーは、スウェーデンで創業した玩具メーカー「BRIO(ブリオ)」が展開するブロック遊びのシリーズです。
木製のパーツを組み合わせて建物や乗り物、ロボットを作ることができるおもちゃです。
木製のパーツは丸みを帯びたフォルムで、手触りも良く、子供たちが自分で作りたい形に組み合わせることができます。
BRIOビルダーの特徴は、「工具」が用意されている点だと思います。
もちろんおもちゃの工具ですが、ペンチやモンキー、ドライバーが付属しており、
工具を使って創作する経験ができます。
「プルバックモーターセット」には、ペンチとモンキーが付属してました!
木のぬくもりと創造力を刺激するブリオビルダーは、子供たちにとって想像力を広げ、
楽しく学ぶことができるおもちゃだと思います。
おすすめポイント
おもちゃを買う時、おもちゃの「耐久性」や「安全性」が気になるところ。
ここでは「BRIO ビルダー」を購入する決め手になった特徴を紹介します。
選び抜かれた木材
「BRIO ビルダー」は木製のパーツが特徴です。
その「耐久性」と「安全性」、「温もりのある質感」は、木ならではの持ち味でしょう。
「BRIO」はおもちゃに木を使うことにこだわりを持っており、
そのこだわりは、以下の通り公式サイトに明記されてました。
2014年からは、私たちの木製玩具の百パーセントは、FSC®認証木材から作られています 。FSC®(森林管理協議会®)は、持続可能な森林を保護、管理、推進する非営利団体です。FSC®認証は、全ての木材製品の原産地が追跡可能であること、また責任を持って管理された森林から生産されたものであることを証明しています。さらに、原材料が合法的な伐採地で生産されたという保証でもあります。
BRIOの願いは、遊びを通じて子どもたちの成長を見守ることです。そのため私たちは子どもたちに、環境に優しい未来を残す責任があります。
BRIO公式サイト BRIOの理念
木材の中でも、耐久性と耐破損性に優れたブナ材を使用しているそうです。
さらに、ブナは増殖しやすいという利点からも使用しているようです。
よく考えられていますね。
口に入れても安全な塗料
子供はなんでも口に入れてしまいがち。
口に入れてしまった時の安全性もおもちゃを買う時は気になるところです。
塗料についても以下のように公式サイトに記述がありました。
どのような塗料がBRIO商品に使われていますか?
BRIOは主に水性塗料および溶剤型ポリウレタン塗料を使用しています。全ての塗料はヨーロッパの基準(EN71-3 + フタル酸およびアゾ染料)に基づいて検査されており、SVHC物質に関するReach要件も満たしています。日本へは食品衛生法に基づき検査され、輸入されています。BRIOの商品に使用されている塗料が子どもにとって安全であるということはどのように確認できますか?
使用する塗料は、使用前に生産段階で検査され、また最終商品においても最新の基準において検査を行っています。おもちゃの場合、基準とは原則的にEN71-3、Reach規則およびアゾ染料要件を意味します。 さらに、お子さまがおもちゃを口に入れた場合を想定した検査も行っています。BRIOが使用する塗料は、赤ちゃんがおもちゃを舐めたり噛んだりした場合でも、安全であることが確認されています。
日本においては輸入前に食品衛生法に定められた基準により着色料、鉛などの重金属含有量、フタル酸の試験を行い、安全性を確認しています。BRIOが使用する塗料に鉛は含まれていますか?
いいえ、BRIOが使用する塗料には鉛は含まれていません。BRIOが使用する塗料にPVCは含まれていますか?
いいえ、BRIOが使用する塗料にはPVCは含まれていません。BRIOが使用する塗料にフタル酸は含まれていますか?
BRIOのおもちゃは該当する安全性基準に準拠しており、有害物質に指定されているフタル酸は含まれていません。全ての商品は、出荷前に多数の検査を受けています。BRIOの木製玩具は、含浸剤は含まれていますか?
BRIO公式サイト 問答
BRIOの玩具では含侵剤は使用していません。
上記から、赤ちゃんや子供がおもちゃを口に入れても安全なように作られていることが分かります。
日本の食品衛生法をクリアしている点も安心ですね。
実際に遊んでみた感想
次からは実際に遊んでみた感想を記していきたいと思います。
いい点、少し気になった点がありましたので参考になれば幸いです。
取扱説明書はなく、シンプルなブックレットのみ
ブリオビルダーのパッケージには、取扱説明書が付属されていません。
代わりに、シンプルなブックレット(Inspiration Booklet)が同梱されています。
このブックレットは、完成例の写真と、使った部品が載っているのですが、組立手順などの記載は一切ありません。
試しに完成例のものを作ってみましたが、手順を間違えたり、部品が余ったりと全く同じものは作れませんでした。
ただ、工具パーツの使い方などはすぐに分かるようになっており、
「トライ&エラーと繰り返しながら自由に作る」ことが醍醐味なんだなとすぐに気づきました。
作り方を載せないのは、自由な発想を邪魔しないための心遣いなのかもしれません。
木材パーツに部品がはまらない問題
パーツとパーツを繋ぐ際に、コネクターのような役割をする部品があります。
プラスチック製の部品を木製パーツの穴にはめるのですが、
これがなかなかはまらない!
大人でも結構力を込めないとはまらないので
「子供にできるだろうか・・・」と心配になりましたが、
数回組み立てているうちにパーツ同士がなじんできて、徐々に問題は解消されました。
取り付けが緩くならないように、あえてジャストサイズで作っているのかも。
プラスチックの部品の強度がイマイチ問題
さて、セットの中には木製パーツ以外のプラスチック製パーツが入っています。
プラスチックの部品は、木材パーツと同様にデザインが良く、
鮮やかな色合いが印象的でしたが、強度がやや心配です。
木材パーツと比べると、プラスチック製パーツはその薄さから、強度がイマイチと感じることがありました。
特に、組み立てたものを分解するときに、
力任せに分解していくと、曲がってしまったり、
最悪、折れてしまう可能性があります。
強度に難があるプラスチック部品ですが、プラスチックの部品をうまく使いこなすことで、
より多彩な構造物を作ることもできるため、上手に活用することがポイントだと思います。
親子で楽しめてコミュニケーションが増える
マイナス要素が少し続きましたが、マイナスを補って余るほど
「BRIO ビルダー」には、満足しています。
上記のような製品の特性上、はじめに子供だけで遊び始めるのは難しいです。
だからこそ、親子で一緒に遊ぶことができます。
初めこそ、使い方が分かる大人の方が上手に組めましたが、
今となっては、息子の方が想像力を発揮し、楽しく遊んでいます。
「自分は何て発想力がないんだ」と思わされるほどです笑
親子で一緒に組み立てたり、アイデアを出し合って遊んだりすることで、
コミュニケーションを増やすことができますし、
子供が自分で作り上げたものを誇らしげに見せてくれる姿を見ることができるのも、
親としては嬉しいポイントです。
まとめ
今回は「BRIO ビルダー」の「プルバックモーターセット」について紹介しました。
このおもちゃは、選び抜かれた木材と安全な塗料で作られているため、子供たちが安心して遊べる点が特徴的です。
また、親子で一緒に遊べることでコミュニケーションが増えることも魅力的です。
ただ、取扱説明書がないため、初めて使う人には少し難しいかもしれません。
木材パーツに部品がはまらない問題や、プラスチックの部品の強度がイマイチな問題もあることは確かですが、
それでもこのおもちゃをおすすめする理由は多くあります。
お子さんと一緒に楽しく遊んでみてはいかがでしょうか。